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タバコ・・・
やめたいけどやめられない・・・
まぁいいかぁ。そのうち止めよう。
喀痰細胞診:知っておいて下さい。
今回は、
”タバコ関連の中心型肺癌:早期発見の喀痰細胞診”
についてです。
今年の医療点数の改定に伴い、今まで自費扱いであった禁煙補助剤が保険診療にて処方できるようになりました。これによって禁煙をしたいと思っていても出来なかった方、禁煙など思いもよらなかった方が禁煙を始める、もしくは考えるきっかけになればと思います。これに関連して今回は号外として当院で推奨している喀痰細胞診についての特集です。
痰というのは肺や気管の中の分泌物で、これによって肺の中を清潔に保つと言う働きがあります。ですから健康な人でも毎日ある程度の痰は出ているのです。ほとんどは本人が無意識に飲みこんでいるのです。
ところが、何かの病気で痰に量が増えたり、出しにくくなったりすると“最近、痰が出るんだよねぇ”とか“痰が切れにくくて・・”と意識するのです。
このように痰というのは肺や気管の中から出てきますので、痰の中に癌細胞があると言う事は肺か気管での癌の存在を示しているのです。この痰の中の細胞を調べる検査が喀痰細胞診です。 |
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この検査は特に中心型肺癌と言われるものに威力を発揮します。中心型肺癌と言うのは気管を中心とした肺の中心部に発生する癌の総称で発生場所ゆえの特徴があります。
1.タバコと関係が深い(1日の喫煙本数と喫煙年数をかけたものが400を超えると中心型肺癌になる確率が跳ね上がります。これをブリンクマンインデックスと呼んでいます)
2.中心型なので喀痰の中に癌細胞が混在する事が多い。
3.胸部X線写真では見つかりにくく、時としてはCT写真でも発見が遅れる事がある。
(心臓や脊椎、食道などの他の臓器と重なる部分のために隠れやすいのです)
4.進行した状態(X線写真で診断できるような状態)での手術治療は末梢型肺癌より大きな侵襲を伴う。(中心部にあるために重要臓器への浸潤や気管形成術などの必要性が出る可能性があるため)
5.中心型であるために内視鏡での観察範囲内のことが多い=手術ではなくレーザー治療が出来る可能性がある。
そうなんです。目的はレーザー治療なのです。レーザー治療であれば手術をしないですむのです。しかし、それには条件があります。深部への浸潤がない事、つまり写真ではわからないような早期である事が条件なのです。
以上のような特徴から定期的に喀痰細胞診をする事は、中心型肺癌をX線写真では判定できないような早期の状態で発見し、手術をせずにレーザー光線による治療のチャンスを逃さないための方法として非常に重要なのです。内視鏡と異なり痰を出すだけであり、X線による被爆もありません。
喀痰細胞診はブリンクマンインデックスが400を超えているヘビースモーカーには是非とも半年に1回は受けて頂きたい検査です。
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